命守る点字、踏切内で整備進まず 踏切外と勘違いか、視覚障害者が事故死 - 日本経済新聞

奈良県内の踏切で今春、目が不自由な女性が電車と接触し死亡する事故が起きた。踏切内であることを示す点字ブロックはなく、身に迫る危険に気付いていなかった可能性が浮かぶ。約2万5千に上るJR・大手私鉄の踏切のうち、ブロックの設置は8カ所のみ。整備の担い手や規格が定まらない現状が、普及の妨げになっている。6月上…